パイナップルのアレルギー症状の原因

パイナップルによるアレルギー症状には腹痛・胃痛・喉や舌の痛み・吐き気などがあげられます。今回はこのアレルギー症状の原因と考えられる成分についてです。

 

パイナップルによるアレルギー症状の原因

腹痛や胃痛、吐き気などに関してはパイナップルに含まれる特定の物質にアレルギー反応を起こしている可能性があります。

 

ただアレルゲンを特定するのは検査を受ける必要があり、検査を受けても不明なケースも多いです。食品アレルギーというのはそういうものです。

 

なのでパイナップルを食べたらアレルギーのような症状が出る場合、原因がわかるまでは下手に手をつけないのが吉です。アレルギー症状というのは一過性のケースがほとんどですが、まれにアナフィラキシーショックを起こすこともあるので警戒は必要です。

 

舌や喉の痛みの原因はアレルギーじゃないかも？

ただ舌や喉の痛みはひょっとしたらアレルギーが原因ではないかもしれません。パイナップルにはタンパク質分解酵素であるブロメリンが豊富に含まれています。

 

このブロメリンの働きで、タンパク質で構成される舌や喉の粘膜が分解され、むき出しになった舌や喉が酸の刺激を受けることでぴりぴりとした痛みを感じることがあるのです。