パイナップルの健康効果
キンキンに冷やした甘酸っぱくて水分たっぷりなパイナップルは暑苦しい夏にはたまらないフルーツですよね。ただパイナップルは美味しいだけでなく健康にも良いのです。今回はパイナップルの健康効果を紹介しています。
パイナップルの健康効果
美肌効果
パイナップルは肌の健康に良いビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。【詳細記事:パイナップルの美容効果】
便秘解消
パイナップルは食物繊維が豊富ですので、整腸作用を促しお通じが良くなります。便秘になやまれる方にはおすすめです。【詳細記事:パイナップルが便秘解消に良い理由】
疲労回復
パイナップルに含まれるビタミンB2やクエン酸などには新陳代謝や基礎代謝を向上させる効果があります。これにより夏バテ予防や疲労回復に効果が期待できます。
肝臓の負担軽減
パイナップルにはタンパク質を分解してくれるブロメリンという酵素が含まれています。パイナップルを肉と一緒に料理すると肉が軟らかくなるのはそのためです。そのため肝臓の負担が軽減されるという恩恵があるのです。
ダイエット効果
食物繊維が豊富なので腹持ちがよく、置き換えダイエットで痩せやすいという声もあります。栄養価も高いので健康面にも配慮できるのもうれしいですね。【詳細記事:パイナップルのダイエット効果とやり方】
パイナップルの別名
パイナップルの別名を紹介しています。別名を考えてみるとパイナップルがどうしてパイナップルと呼ばれるようになったのかもわかりました。
パイナップルの別名
私たちが普段美味しくいただいているパイナップルというのは熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草の実のことです。ただ実だけでなく植物としてのパイナップルを指す場合は「アナナス」と呼ぶこともあります。これが別名といえば別名です。
また昔は鳳梨と呼ばれていました。
名前の由来
パイナップル(Pineapple)という名前は元々は松かさ(松pineの果実apple)を指すものでした。これが松かさに似た外見であるパイナップルに転用されるようになったのが由来です。
パイナップルの起源・原産地
通年食べられる人気のフルーツパイナップルの起源・原産地についてのお話です。
パイナップルの原産地・起源
パイナップルの原産地・起源とされているのはブラジル、パラナ川とパラグアイ川の流域地方、アルゼンチン北部です。この地域に住む原住民が栽培化していて、そこから時間と共に世界各地に伝播していくことになります。
1493年コロンブスの第二次探検隊が西インド諸島のグアドループ島でパイナップルを発見して以降急速に他の大陸に伝わっていきました。
現在パイナップルの主要産地として知られるフィリピンへは1558年、同じく主要産地のジャワには1588年に伝わりました。
日本に伝わったのは?
1845年にオランダ船が長崎にもたらしたという記録があるようですね。初めてパイナップルが植えられたのは1830年に東京の小笠原諸島父島です。
現在パイナップル栽培をしているのは沖縄のみで、1866年に石垣島沖に座礁したオランダ戦から川平湾に漂着したパイナップルの苗が沖縄に伝来したのが最初といわれています。