パイナップルで肉が柔らかく?芯を利用しよう
パイナップルを使えば肉を柔らかくすることができます。今回はその理由と方法を詳しくご紹介したいと思います。
肉を柔らかくできる理由
パイナップルにはブロメリンといわれるタンパク質を分解することができる酵素が含まれています。
このブロメリンは胃腸の負担を軽減し消化吸収を高めるという健康効果があるのですが、調理においても活用することができます。
肉をブロメリンが豊富に含まれているパイナップル果汁に漬けておくと、かなり柔らかくなります。
缶詰のパイナップルは加熱殺菌により分解酵素が消失してしまっているので効果は期待できません。肉を柔らかくするのが目的なら必ず生のパイナップルを使用するようにしましょう。
芯を利用しよう
通常パイナップルの芯は硬くて食べにくいので捨ててしまいます。ですが芯には果肉よりもたくさんのブロメリンが含まれています。
なので捨てずに肉を柔らかくするために使えば、パイナップルを無駄なく有効活用できるわけです。実を使うのはもったいないという人は多いと思うので芯を使うと良いでしょう。方法としては以下を参考にしてください。
- パイナップルの芯を取り出す
- 芯をざく切りにしたあとタッパーに入れて綿棒などで叩いてつぶす
- 肉につぶしたパイナップルの芯をまぶして20分ほど置く。
なおあまり漬けすぎると分解酵素が効き過ぎて肉が溶けてしまうので注意してください。