パイナップルのなり方
パイナップルの果実のなり方をわかりやすく解説しています。普段見慣れているパイナップルでも、あの鱗のような皮を持つ果実ってどうやってできるの?と不思議に思っている方は参考にしてください。
パイナップルの実のなり方
私たちが日頃から食べる果物のパイナップルというのは、パイナップル科の植物である「アナナス」に咲く花の下部が集まったものです。
アナナスは成長すると茎の先端に約150個もの小さな花を円を描くようにびっしり咲かせます。
パイナップルのあの鱗のような堅い部分一つ一つは、150個もの花の下の部分の集合体です。これを聞けば何となく実のなり方がイメージできてくるかと思います。
パイナップルの果実がなるまでの流れ
パイナップルの実がなるまでの流れは以下のような感じです。
- アナナスの花が開花
- 開花の約6ヶ月後に結実
- 結実後、子房・花托・花序の軸が融合し肥大化
3で肥大化したものがパイナップルというわけです。フルーツの中でも特にどでかいあの実はこんななり方をしていたんですね。