パイナップルの咳止め効果
パイナップルの咳止め効果について解説しています。
パイナップルに咳止め効果がある理由
2010年にNaturalNewsに掲載された記事によればパイナップルというのは咳止めに効果的なのだそうです。
結核による咳をしている患者にパイナップルジュースを与え経過を見る実験をしたところ、市販薬よりも炎症緩和効果が高かったというのです。
そしてこの炎症効果はパイナップルに豊富に含まれるブロメリンという抗炎症作用のある酵素のおかげなんだとか。
ブロメリンは気管支炎の治療薬にも含有しています。
当サイトでも【⇒⇒パイナップルで肉が柔らかく?芯を利用しよう】などの記事でブロメリンについての効果は色々紹介してきましたが、咳止め効果があるというのは知りませんでしたね。
パイナップルは生で食べよう
ただし咳止めに良いとされるブロメリンは、60度以上の加熱で活性を失ってしまっています。缶詰のパインなんかは長期保存できるように加熱殺菌処理がなされているので、ブロメリンの効果は期待できません。咳止めが目的なら必ず生のパイナップルを食べるようにしてください。
ビタミンCも影響か
またパイナップルにはビタミンCが特に豊富に含まれていることは【⇒⇒パイナップルのビタミンC含有量】にて述べた通りです。ビタミンCには免疫力を高める効果がありますから、それも咳止めに関連していると思われます。